ゼロゼロハーガンはゼロG環境専用機のため脚はランディングギアで、かかとのシリンダーも細く全備重量を支えて重力下を歩行する事はできません。

反面宇宙空間での機動性は高く、脚のスラスターもより重心に近くマスの集中化が図られています。

 

メカニックスタイリング白鳥烏

スペースハーガンは原典では頭部とバックパック以外ほとんどハーガンと同一。なので頭部の違いは指揮官機とし、バックパックを含む拡張パーツは一般機にも装着可能としています。

 

バックパックの大型拡張パーツに合わせて脚にもスラスターを追加して重心とスラストの関係を維持。また空間戦闘用にミサイルパックを追加しています。

ハーガンは更に後半でヴァルカムアーマー、ザウ系アーマーと強化仕様が次々登場します。

 

メカニックスタイリング白鳥烏

ハーガンも現代的にアップデートする上で意味のないディテールを増やすのではなく、変形や運用に必要な構造の追加とプロポーションの修正にとどめています。

 

変形的にはやはりフロントタイヤの分割が無理がない様に外支持に変更し、カウルを引き寄せるフレームを追加しています。

プロポーション的には首都高でガーランドを追い詰める際に市販スーパースポーツがやられた上での登場ですから、最新スーパースポーツより戦闘力が高いスタイルとしています。

まずリアホイールをフロントより大きく。

そしてホイールベースもSSらしくショートホイールベースに。リアタイヤはレーシーにテールエンドから大きく出しています。

SSはフロント荷重が必要なので可能な限りフロントタイヤをボディに近づけています(ここが空いているとアメリカンに見えてしまう)。

フロントカウルはガーランドと違いSSらしく前後に短くタンクはがっしりと大きく。

原典ではリアビューが素晴らしいプロポーションですのでリアビューをリスペクト。

マニューバスレイヴでは80年代はとにかく腕が長く指先がヒザまで届いていましたが、人間は股間までなので人間らしくプロポーションをアップデート。

肩が上がる様に二重構造としています。

 

メカニックスタイリング白鳥烏

新生メガゾーンでは可変機としたティーバルに対し、プルートは非可変のままとしています。

 

ただ原典の全視界飛行の射出システムには工夫を足しまして、2機ずつを前後にずらして前面投影面積を減らし、2機を後ろ向きにして後方視界も確保した懸架方式としています。

 

 

メカニックスタイリング白鳥烏

【18】の大気圏内仕様に対してこちらが本来のティーバルのスタイルです。

 

可変戦闘機はとにかく翼の格納方法が悩み所で他作品で採用されていない方式を導き出すのが難しいのですが、

この尾翼は基部ごと180度回転させる事でヒザの膨らみに使い、基部のボリウムが減ってスネが細くなる様にしてみました。

図面でわかるようにメインスラスターはモモ側についており、ふくらはぎあたりで噴射します。

大気圏内仕様と同じく重いエンジンをボディ中心に寄せて足さばきや機動性を向上させる狙いです。

ボディの変形は大気圏内仕様と同じで、機首内部にガーランドXIが入っています。

 

 

メカニックスタイリング白鳥烏

ご無沙汰して申し訳ありません。

リブートメガゾーン23アニメ企画用設定デザインのご紹介を再開いたします。

 

まずは「G-PROJECT 15」でご紹介したティーバルXI図面のパースビュウになります。

 

原典メガゾーン23のメカニックは未だ誰も超える事ができない素晴らしいデザインばかり。

リブートにあたっては自分の個性を主張するのではなく、原典デザインの魅力を大切にしながら現代的に昇華する事を目指してデザインしています。

ただ原典を忠実に再構成するだけではリブートの意義がありませんので、原典イメージを大切にしながら新しい試みを多数盛り込んで参ります。

ティーバル/プルートもまた原典は足す事も引く事もできない最高のデザインです。

ですのでマニューバスレイヴへの可変機構を盛り込みつついかに原典のプロポーションを維持するか、試行錯誤を繰り返しました。

そこで確立した変形機構をベースに大気圏内仕様としたのがこのティーバルXI大気圏内仕様になります(原典イメージの大気圏外仕様も追ってここでご紹介いたします)。

翼を持つ戦闘機の可変機構は他作品に一日の長がありますので、それと全て異なる変形方式としました。

重いエンジンは腿までとしマスの集中を図り、水平垂直尾翼を噴射口より後ろに配した事もこだわりです。

またガーランドをコクピットとして内装し、非常時には脱出ユニットとしても使用します。

 

メカニックスタイリング白鳥烏

G-PROJECT [17]「(仮称)可変シュツルムゲルツ」

MZ級23番艦を襲撃した『デザルグ』の航宙戦闘機シュツルムゲルツの派生機体である。
シュツルムゲルツをベースに、マニューバスレイヴ形態への変型機構を加えて再設計されたもの。

デザルグでは基本的に反重力システムが実用化されているため、兵器においても推進および姿勢制御にプロペラント噴射を用いない。
この可変シュツルムゲルツも同様にスラスターを持たない機体であり、挙動時に噴射光を発しない。

しかし、移動や攻撃のため反重力システムユニットの出力を上げると、ユニットのオーバードライブによる余剰光が漏れ、機体の隙間が赤く発光するのが特徴となっている。

マニューバスレイヴ形態においては、格闘戦能力が重視されている。ガーランド等と異なり、人の指に相当するマニピュレーターを持たない強靭な腕が採用されている。
格闘戦においては、推力に加え体躯の捻りを駆使した強力な慣性による振り下ろし殴打を行い、標的機を圧壊させるという戦術運用が想定されている。

なお、外観はMZ級23番艦を強襲した機体とほぼ変わらない。
そのため、強襲作戦時点で既に可変機構はあったが、作戦投入機体においてなんらかの理由でオミットされていただけという可能性もある。

G-PROJECT [16]ベグ・ハーガン

MZ級11番艦において採用された、軽量小型のハーガンである。
単独で継戦能力を持つロボット兵器というよりも、パイロット保護のためのパワードスーツという設計思想である。
そのサイズから、一般二輪車と等しいため街中に溶け込み違和感がないことに加え、小回りが利くという特性があり、建物内や地下通路など狭いところでの局地的な軽戦闘にも幅広く利用されることとなった。

結果としてベグハーガンは、MZ11番艦において戦闘部隊のみならず警察・治安部隊の主力としても長らく使用されることとなった。

なお、より街中に違和感を消すためのカモフラージュ用に、表面的な形状を類似させた市販車が販売されている

G-PROJECT [15]GHファイター(仮称)


ご無沙汰してしまいまして申し訳ございません。
華衛士F8ABA6ジサリスも完結しまして、一段落しました。

また、メガゾーン23の設定案を公開していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
なお、前期のとおり、あくまで設定案ですので、実際のフィルムを作成するにあたり、監督の意向やその他により大きく変更されることも当然ありますので、そこはお含み置き下さい。

GHファイター(仮称)とは、ガーランド(MC)をそのままコクピットにするという案である。
MZ艦において最も高度な演算機能を持つ集積回路は、言うまでも無くプログラムイブを稼働する中枢コンピュータであるが、
次点はその端末かつ「中枢コンピューター緊急脱出ユニット」という役割を持つガーランドタイプである。
そのガーランドの極めて高い能力と拡張性を、そのまま大型機のアビオニクスとして利用しようという案の一つである。

同趣旨の別案としては、既出のヴァルカムユニットがある。
設計思想としては、GHファイターが機動性および管制・索敵機能を重視した、
戦闘中におけるCIC(コンバットインフォメーションセンター)を目指したものであるのに対し、
ヴァルカムは単体での戦闘力の底上げを目的とするものであり、コンセプトが大きく異なるものと言える。

なお、設計上はレプリカであるガーランドⅡや、ハーガンも同じ様に収納出来るが、
アビオニクスにおいてガーランドタイプのようなオーパーツを使用できないため、
性能的には一般の航空可変機と変わらないばかりか、むしろデッドウエイトが増えているのではないかという指摘もある。
しかしながら、通常のコクピットと比較して、MS形態を使用できるということは、搭乗員の生命時装置として優秀という点と、
戦闘データを持ち帰る移動力という点において一定の成果が見られた。

なお、未確認情報であるが、革命軍の英雄であった矢作省吾が、BDに破れたはずの初戦において、
このGHファイターを持ち出してBDを下したという都市伝説がある。
しかし、そのような事実は公式記録にはないため、矢作省吾を英雄崇拝した民衆による寓話であろうとうのが一般的な見解である。

YouTube AICライツ公式チャンネル 更新のお知らせ

-バイクとヒーローはよく似合う!

ツイッターで公開していたジサリスとG-LANDの動画を、AICライツ公式チャンネルでも公開致しました。
「華衛士F8ABA6ジサリス」の世界に、なぜG-LANDが???
👉https://youtu.be/Obi2dysCh7o

G-LANDについての詳細は、こちらの過去記事をご覧下さい。
https://aic-r.com/1667