G-PROJECT [17]「(仮称)可変シュツルムゲルツ」

MZ級23番艦を襲撃した『デザルグ』の航宙戦闘機シュツルムゲルツの派生機体である。
シュツルムゲルツをベースに、マニューバスレイヴ形態への変型機構を加えて再設計されたもの。

デザルグでは基本的に反重力システムが実用化されているため、兵器においても推進および姿勢制御にプロペラント噴射を用いない。
この可変シュツルムゲルツも同様にスラスターを持たない機体であり、挙動時に噴射光を発しない。

しかし、移動や攻撃のため反重力システムユニットの出力を上げると、ユニットのオーバードライブによる余剰光が漏れ、機体の隙間が赤く発光するのが特徴となっている。

マニューバスレイヴ形態においては、格闘戦能力が重視されている。ガーランド等と異なり、人の指に相当するマニピュレーターを持たない強靭な腕が採用されている。
格闘戦においては、推力に加え体躯の捻りを駆使した強力な慣性による振り下ろし殴打を行い、標的機を圧壊させるという戦術運用が想定されている。

なお、外観はMZ級23番艦を強襲した機体とほぼ変わらない。
そのため、強襲作戦時点で既に可変機構はあったが、作戦投入機体においてなんらかの理由でオミットされていただけという可能性もある。

G-PROJECT [16]ベグ・ハーガン

MZ級11番艦において採用された、軽量小型のハーガンである。
単独で継戦能力を持つロボット兵器というよりも、パイロット保護のためのパワードスーツという設計思想である。
そのサイズから、一般二輪車と等しいため街中に溶け込み違和感がないことに加え、小回りが利くという特性があり、建物内や地下通路など狭いところでの局地的な軽戦闘にも幅広く利用されることとなった。

結果としてベグハーガンは、MZ11番艦において戦闘部隊のみならず警察・治安部隊の主力としても長らく使用されることとなった。

なお、より街中に違和感を消すためのカモフラージュ用に、表面的な形状を類似させた市販車が販売されている

G-PROJECT [15]GHファイター(仮称)


ご無沙汰してしまいまして申し訳ございません。
華衛士F8ABA6ジサリスも完結しまして、一段落しました。

また、メガゾーン23の設定案を公開していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
なお、前期のとおり、あくまで設定案ですので、実際のフィルムを作成するにあたり、監督の意向やその他により大きく変更されることも当然ありますので、そこはお含み置き下さい。

GHファイター(仮称)とは、ガーランド(MC)をそのままコクピットにするという案である。
MZ艦において最も高度な演算機能を持つ集積回路は、言うまでも無くプログラムイブを稼働する中枢コンピュータであるが、
次点はその端末かつ「中枢コンピューター緊急脱出ユニット」という役割を持つガーランドタイプである。
そのガーランドの極めて高い能力と拡張性を、そのまま大型機のアビオニクスとして利用しようという案の一つである。

同趣旨の別案としては、既出のヴァルカムユニットがある。
設計思想としては、GHファイターが機動性および管制・索敵機能を重視した、
戦闘中におけるCIC(コンバットインフォメーションセンター)を目指したものであるのに対し、
ヴァルカムは単体での戦闘力の底上げを目的とするものであり、コンセプトが大きく異なるものと言える。

なお、設計上はレプリカであるガーランドⅡや、ハーガンも同じ様に収納出来るが、
アビオニクスにおいてガーランドタイプのようなオーパーツを使用できないため、
性能的には一般の航空可変機と変わらないばかりか、むしろデッドウエイトが増えているのではないかという指摘もある。
しかしながら、通常のコクピットと比較して、MS形態を使用できるということは、搭乗員の生命時装置として優秀という点と、
戦闘データを持ち帰る移動力という点において一定の成果が見られた。

なお、未確認情報であるが、革命軍の英雄であった矢作省吾が、BDに破れたはずの初戦において、
このGHファイターを持ち出してBDを下したという都市伝説がある。
しかし、そのような事実は公式記録にはないため、矢作省吾を英雄崇拝した民衆による寓話であろうとうのが一般的な見解である。

徳島マチアソビ報告と華衛士F8ABA6ジサリス 第三話


5/6.7の徳島県のイベント「マチアソビ」に華衛士F8ABA6ジサリスとして出展して参りました。
両日ともステージを行うとともに、2日目となる5/7は【1話~3話】までをシアターにて放映させて頂きました。
また、両日ともに物販も行い、どれも好評を頂きました。
当日、ご覧になって頂いた方々、物販までお越し頂いた方々、
ありがとうございました。

華衛士F8ABA6ジサリスは5/21に第三話、そしていよいよ二人目の華衛士(センティカ)フォビアが登場します。
はやたくこと林琢磨さん演じるトリックスターの魅力をぜひご覧下さい。

二話はこちらから
https://youtu.be/TyufwIPItck

華衛士F8ABA6ジサリス放映開始!

5月7日よりYouTubeにて
ついに弊社の最新作「華衛士F8ABA6ジサリス」が公開されました。
誇張抜きで、早くも大好評を頂いています。

本日現在、
第1話は約10日間で
・YouTube   約40万再生
・ビリビリ動画 81.8万再生
合計122万再生!!

第2話も大人気放映中!!
まだ未視聴の方は、ぜひ下のリンクから見て下さいね。
https://www.youtube.com/watch?v=QjjXmpHGtuY

G-PROJECT [14]ガーランド11(仮称)マニューバクラフト

今回はG-PROJECT [3]にて紹介した
「ガーランド11(仮称)」のマニューバクラフト(MC)形態である。
ガーランド11と、MZ旧23番艦におけるガーランドfstとでは、
マニューバスレイブ(MS)形態では酷似していた。
しかし、MC形態ではシート周りのデザインが大きく違っている。
ガーランド11はビッグスクータータイプ、すなわち跨がるのではなく座るタイプとなっている。
変型機構については、どちらも基本的には同じものであるが、
シート周りのデザインが異なることから細かいところは変化している。

これらは変形の検証用画稿の一部である。

G-PROJECT [13]「ストライク・ガーランドWB」

これは、前回紹介した省吾用のストライクガーランドと、カラーリング違いのストライクガーランド。
既出であるがガーランドにはこのように他部隊用のカラーリング違いや装備違いなど、複数のガーランド少数ながら生産されている。

しかし、このWB(ホワイトブルー)は、
11番艦における特殊部隊において採用されていたカラーリングである。
また、G-PROJECT [12]で述べたように、ストライクガーランドは、
省吾が基地突入する際に突貫で施された、言わば急造の強化改造プランであり、
23番艦におけるバハムートのデータベースには存在していないものであった。
その相反する二つの事実は何を意味しているのか……?

G-PROJECT [10]「ローレル(MS)」

前回に紹介したBD専用ガーランドであるタイプ・ローレルのMS(マニューバースレイブ)形態である。
ハーガンではガーランドfstに対抗できないために急遽用意された機体である。
しかしながら、省吾の駆るガーランドfstには、
前回触れたようにイブ(GCORE-SYSTEM)とそのコア・キーが使用されており、カタログスペックの数倍の出力差が生じる。
よって、BDは、省吾との戦いに臨むにあたり、その差を少しでも埋めるため、
G-PROJECT [6]で紹介したヴァルカムをカスタマイズして使用することとした。
このローレルとの激闘の末、省吾は……。

「ローレル(MC)」

「メガゾーン23真」の作品の中で、BDが操るガーランドタイプがローレルである。
本画稿はそのマニューバークラフト形態。
ローレルは通称ブラックガーランドとも呼ばれることもあり、
その形状はガーランドfstと細部を除き酷似していいる。
また、基本的なスペック性能などもガーランドfstとほぼ同等である。

ガーランドタイプはもともとMZ艦中央管理バイオ量子コンピューター管理システム(以下、MZ管理システム)の緊急時離脱機能という側面があり、当然ながらMZ管理システムとリンクすることができる「GCORE-SYSTEM」が搭載されている。

しかし、ガーランドfstと異なり、模倣品であるローレルには、
GCORE-SYSTEMにリンクするのに必要なコアキーが無い。
このコアキーはロストテクノロジーによるブラックボックスであり、
このコアキーの有無は機体性能比で数倍の差が生じることとなる。

「ティーバルFT(仮称)」

大気圏内外を問わず運用が可能な空間戦闘機でったティーバルシリーズの、マニューバスレイブ変形可能タイプ。
人型への可変機構があるために、通常の飛行戦闘だけでなく対応可能な戦術バリエーションは増加した。
また、単純な戦闘能力においても、ティーバルに比べると飛躍的に向上している。
さらに、改良カスタムされたGCORE-SYSTEM、
すなわちガーランドモジュールによるコックピットタイプも考案されることとなり、試作品が製作された。
その性能はティーバルFTをも上回り、その形状も大きくティーバルから乖離することとなった。