新メガゾーン23「G-PROJECT」【17】(仮称)可変シュツルムゲルツ

G-PROJECT [17]「(仮称)可変シュツルムゲルツ」

MZ級23番艦を襲撃した『デザルグ』の航宙戦闘機シュツルムゲルツの派生機体である。
シュツルムゲルツをベースに、マニューバスレイヴ形態への変型機構を加えて再設計されたもの。

デザルグでは基本的に反重力システムが実用化されているため、兵器においても推進および姿勢制御にプロペラント噴射を用いない。
この可変シュツルムゲルツも同様にスラスターを持たない機体であり、挙動時に噴射光を発しない。

しかし、移動や攻撃のため反重力システムユニットの出力を上げると、ユニットのオーバードライブによる余剰光が漏れ、機体の隙間が赤く発光するのが特徴となっている。

マニューバスレイヴ形態においては、格闘戦能力が重視されている。ガーランド等と異なり、人の指に相当するマニピュレーターを持たない強靭な腕が採用されている。
格闘戦においては、推力に加え体躯の捻りを駆使した強力な慣性による振り下ろし殴打を行い、標的機を圧壊させるという戦術運用が想定されている。

なお、外観はMZ級23番艦を強襲した機体とほぼ変わらない。
そのため、強襲作戦時点で既に可変機構はあったが、作戦投入機体においてなんらかの理由でオミットされていただけという可能性もある。