G-PROJECT [10]「ローレル(MS)」

前回に紹介したBD専用ガーランドであるタイプ・ローレルのMS(マニューバースレイブ)形態である。
ハーガンではガーランドfstに対抗できないために急遽用意された機体である。
しかしながら、省吾の駆るガーランドfstには、
前回触れたようにイブ(GCORE-SYSTEM)とそのコア・キーが使用されており、カタログスペックの数倍の出力差が生じる。
よって、BDは、省吾との戦いに臨むにあたり、その差を少しでも埋めるため、
G-PROJECT [6]で紹介したヴァルカムをカスタマイズして使用することとした。
このローレルとの激闘の末、省吾は……。

「ローレル(MC)」

「メガゾーン23真」の作品の中で、BDが操るガーランドタイプがローレルである。
本画稿はそのマニューバークラフト形態。
ローレルは通称ブラックガーランドとも呼ばれることもあり、
その形状はガーランドfstと細部を除き酷似していいる。
また、基本的なスペック性能などもガーランドfstとほぼ同等である。

ガーランドタイプはもともとMZ艦中央管理バイオ量子コンピューター管理システム(以下、MZ管理システム)の緊急時離脱機能という側面があり、当然ながらMZ管理システムとリンクすることができる「GCORE-SYSTEM」が搭載されている。

しかし、ガーランドfstと異なり、模倣品であるローレルには、
GCORE-SYSTEMにリンクするのに必要なコアキーが無い。
このコアキーはロストテクノロジーによるブラックボックスであり、
このコアキーの有無は機体性能比で数倍の差が生じることとなる。

「ティーバルFT(仮称)」

大気圏内外を問わず運用が可能な空間戦闘機でったティーバルシリーズの、マニューバスレイブ変形可能タイプ。
人型への可変機構があるために、通常の飛行戦闘だけでなく対応可能な戦術バリエーションは増加した。
また、単純な戦闘能力においても、ティーバルに比べると飛躍的に向上している。
さらに、改良カスタムされたGCORE-SYSTEM、
すなわちガーランドモジュールによるコックピットタイプも考案されることとなり、試作品が製作された。
その性能はティーバルFTをも上回り、その形状も大きくティーバルから乖離することとなった。

「フラッガTP(仮称)」

ホバーバイク・フラッガの改良タイプである。
元々フラッガは、単純な戦闘力としては軍用ヘリに劣り、航空戦力として十分とは言いがたい。
しかし、極めて軽量小型であることから市街地線においては有用性が高かった。

そこで警戒・索敵・調査・限定的な即応戦力という位置づけで再設計が行われた結果、
即応戦力として単独であたるよりもハーガンを移送し挟撃するという方式が考案された結果がこのタイプである。
このフラッガTPの登場により、
車両タイプのトランスポーターが侵入できない狭小エリアにもハーガンを移送することが可能となり、
ハーガンの利用性は向上した。

しかしながら、
その時点ではすでにハーガンの戦力不足が叫ばれており、ハーガン自体が次世代機にその座を奪われつつあったため、量産まで至らなかったものである。

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開演(14:30受付開始/15:00開場)
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【登壇者】
15:30

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田口愛佳
松田悟志

田邉明宏監督 
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(幽閉サテライト)

19:00〜
井上正大
田口愛佳
賀集利樹

田邉明宏監督
Marcia
(幽閉サテライト)

【公式サイト】
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「ヴァルカム」

ハーガンタイプのマニューバスレイブに対応した強化武装ユニットである。

ハーガンはヴァルカムユニットを装着することによって、
コスト的にオミットされていた重力制御システムによる飛行推進能力を持つことができ、
出力、武装、装甲などが拡張される。

しかし反面で、機動性が落ちることと、
そのサイズが大きくなってしまい市街地など狭い空間での戦闘には運用しにくくなるという欠点がある。
これにより、ハーガンタイプのコンセプトである、
敵戦力の侵入に対する高起動かつ低コストな一次対応機という特性とは反するため、
数機の試作機が造られたのみで計画は破棄されたはずであったが……。

なお、輸送時はブロック状の形態に変形され、ポーターでの輸送も可能である。
また、ヴァルカム単体でもAIによる自立戦闘や移動は可能である。

「G-LAND」


前回記載のカモフラージュ用市販オートバイの別モデルとして、
全長3m60㎝のLANDより、一回り小さいサイズの「G-LAND」がある。
小さいと言っても、そのサイズは約2m60㎝あり、十分大型バイクである。


上記イラストは、LANDとG-LANDの比較である。

G-LANDについては、いくつもの試作が繰り返されていて、
以下の設定イラストは、その試作車の1つである。

「LAND」

MZ級大規模輸送艦(MZ艦と言います)は、その艦ごとに特色があります。

その中には、あてのない超長距離の星団間航行のストレスを和らげるために、
人々が幸せであった時代を艦内に試験的に再現しているMZ艦もいくつかありました。
そういった艦の中では、ガーランドが目立たないようカモフラージュするために、
ガーランドとデザインが近似したオートバイ「LAND」を意図的に流通させているケースがある。

それにより、街中でガーランドを見つけても、
LANDのカスタムモデル程度の認識で人々の目に映ることになる。

LANDは、あくまで市販モデルオートバイであるので、
もちろんマニューバスレイブ形態に変形する機能も、
反重力ユニットなど時代設定と矛盾するオーバースペックな機能もオミットされいる。
しかし、全長は3.6mとガーランドと同じであり、ジャイロシステムなども入っており、
安定自立することができるものである。

今回、紹介するメカは「ガーランド11(仮称)」
このイラストも前回と同じく、MS(マニューバースレイブ)形態のものです。

 

 

ガーランドについて(「G-PROJECT」における設定案)
ガーランドは、MZ級大規模輸送艦(以下「MZ艦」という)において、その就役前から、中枢コンピューターの情報端末や緊急脱出ユニットなどの役割ごとに複数タイプの設計が用意されており、各MZ艦のデータベースに保存されている。これを「オリジナル・ガーランド」と呼称する。
各MZ艦では、そのMZ艦における独自の技術開発・向上や、運用方針によって、そのデータを元に改造が施され、さまざまなガーランドが制作されることとなった。各MZ艦ごとのガーランドのシルエットやデザインが、ある程度類似しているのはそのためである。
前回紹介したMZ級23番艦におけるガーランドfstと、それと異なるMZ艦においてロールアウトされた今回のガーランド11は、シルエットこそ似ているが、良く見比べると細かいデザインや機能面に変化があることがわかる。

上述の設定案では、
ガーランドはMS(マニューバースレイブ)からMC(マニューバークラフト)に変形するだけでなく、
「中枢コンピューター緊急脱出ユニット」という機能も設計段階で持たされております。
これがどのようなギミックとなるかは、別の機会に紹介致します。
お楽しみに。